忠臣蔵のふるさととして知られる赤穂の大石神社。ここに伝来する「仮名手本忠臣蔵」でも、たびたびお酒が物語を動かすモチーフとして描かれている。大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)が相手を油断させるためにお酒を飲んで酔っ払ったふりをする、といった場面があったり。また敵討ちをして本懐を遂げた後に、切腹する前に別れの盃を交わす、だったり。醸造文化がさかんな播磨だからこそ生まれたエピソードなのでした。
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