発酵を利用して造られるものを「醸造」とするならば、かつお節だってそう言える?「かつお節にも大きく2つありまして、魚を煮て燻(いぶ)し、乾燥させたものが「荒節(あらぶし)」。そこから“カビ付け”のプロセスを踏むのが「枯節(かれぶし)」で、それは麹のカビ付けとも似てると言われてるんです」と言うのは、とある発酵食研究家さん。ちなみに枯節の味わいは「カビを付けることで、余分な脂肪が分解されるので、すっきりとなる」とか。かつお節の違いを知り、使い分けられたら、まさに料理上級者!
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